2025.04.22 お知らせ 蛍光灯の2027年問題
蛍光灯が2027年末までに製造・輸出入が禁止されることをご存じですか?
これは国際条約「水銀に関する水俣条約」の合意に基づき、水銀による環境や健康へのリスクを低減するための規制です。
すべての一般照明用蛍光ランプが対象で、オフィスから家庭まで幅広い場面で影響が考えられます。
【蛍光灯規制の影響】
- 品不足と値上げ:2027年以降、蛍光灯の供給が減少し、価格の上昇が予想されます。
- 修理困難:新しい蛍光灯や部品の入手ができなくなり、使用の継続が難しくなります。
【LED照明への移行のすすめ】
LED照明は、蛍光灯の代替として最適です。そのメリットとして
- 環境保護:CO2排出量の削減と廃棄処理の容易さで地球温暖化対策に貢献。
- 経済的効果:長寿命で電気代を節約できるコストパフォーマンス。
政府はLEDの普及を進めており、2030年までに設置ベースでの100%普及を目指しています。
【今すぐできる対応】
- 点検:蛍光灯を使用している場所を確認します。
- 交換計画の作成:LED照明や器具の購入を計画します。
- 必要に応じた工事:直管形蛍光灯の場合は専門業者への相談が必要です。
我が家も数か所、工事が必要になりそうです(泣)
皆様も早めの準備でスムーズな移行をオススメいたします。
※参考;従来光源照明器具・ランプの生産状況について | 照明器具(法人のお客様)| Panasonic
・出典:経済産業省 資源エネルギー庁 エネルギー基本計画